2024/09/23 07:00

こんにちは、キーウィのもりのみよです!


今回は、キウイフルーツの「収穫時期」についてお話しします。


キウイフルーツは、適切なタイミングで収穫することで、甘くて美味しい果実に育てることができます。しかし、収穫のタイミングを逃すと、酸味が強すぎたり、甘さが足りなかったりしてしまうことも。


この記事では、キウイフルーツの収穫に最適な時期と、収穫後に甘みを引き出す追熟のコツについて詳しく解説します。


1. キウイフルーツの収穫時期


キウイフルーツの収穫時期は、栽培している品種や地域の気候によって異なりますが、一般的には秋から冬にかけてが適期です。具体的な収穫時期の目安を紹介します。



グリーンキウイ(ヘイワード種):代表的な品種であるグリーンキウイの場合、10月下旬から11月中旬にかけて収穫のピークを迎えます。果実がまだ硬い状態で収穫し、収穫後に追熟させてから食べるのが一般的です。


ゴールデンキウイ:甘みが強いゴールデンキウイは、9月中旬から10月にかけて収穫されます。こちらも、収穫後に追熟させることで甘みが増してきます。


2. 収穫のタイミングを見極めるポイント


キウイフルーツの収穫時期を見極めるには、果実の硬さや糖度などいくつかのポイントに注目する必要があります。


果実の硬さ:キウイフルーツは、樹上で熟すと柔らかくなり、傷つきやすくなるため、まだ硬い状態で収穫するのが理想的です。収穫後に追熟させることで、甘みと食感が整います。


糖度:キウイフルーツの収穫のタイミングは、糖度も重要な目安となります。糖度が6~8%以上になると、収穫後の追熟で十分な甘さを引き出すことができます。糖度を測定する糖度計を使って確認する農家も多いです。


果実の色:キウイの品種によって色づきが異なりますが、収穫期が近づくと、果皮の色がやや濃くなってくるのが特徴です。特にゴールデンキウイの場合、果皮が黄緑色から黄金色に変わってきたら収穫のサインです。


3. 収穫後の追熟で甘みを引き出す


キウイフルーツは、収穫直後はまだ硬く、酸味が強いことが多いです。そこで、収穫後に追熟させることで、甘くてジューシーなキウイフルーツに仕上げます。追熟のコツとポイントをご紹介します。


常温で追熟:収穫したキウイフルーツを室温で保管することで、自然と熟していきます。追熟のスピードは温度によって変わり、20℃前後の場所であれば1~2週間ほどで食べごろになります。硬さを確認しながら、指で軽く押して少し弾力が出てきたら食べごろです。


エチレンガスで追熟を早める:りんごやバナナなどエチレンガスを発生する果物と一緒に保管することで、キウイフルーツの追熟を早めることができます。紙袋にキウイとりんごを一緒に入れて常温で置いておくと、3~5日で柔らかく甘いキウイフルーツになります。


冷蔵保存で追熟を遅らせる:食べごろになったキウイフルーツは、冷蔵庫で保存することで追熟を遅らせることができます。野菜室に入れておけば、1週間ほど美味しさをキープできます。


4. 注意点:熟しすぎたキウイフルーツ


収穫後に追熟させたキウイフルーツは、時間が経つと熟しすぎて柔らかくなり、味や風味が落ちることがあります。熟しすぎた場合は、そのまま食べるよりもスムージーやジャム、アイスの材料として活用すると良いでしょう。


キウイフルーツは、収穫時期と追熟のタイミングを見極めることで、甘くて美味しい果実を楽しむことができます。自宅でキウイフルーツを栽培されている方は、ぜひこのポイントを参考にして、最適なタイミングで収穫してみてくださいね!


当農園でも、美味しいキウイフルーツをお届けするために、収穫時期にこだわり、丁寧に栽培しています。旬のキウイフルーツを味わいたい方は、ぜひお問い合わせください!